日本造園学会100年記念関東支部大会・クロージングイベント 現地セッション
造園学誕生の地「明治神宮内苑」を歩く
-100年前の先達のバトンを次の100年につないでゆくために-
日 時:2025年12月7日(日)9:20~13:30(予定)(見学会受付09:00~09:20、シンポジウム受付:11:30~12:00)
会 場:明治神宮内苑の杜、明治神宮参集殿
講 師:林苑案内:松本寛喜(明治神宮林苑主幹)、シンポジウム:入江彰昭(東京農業大学)、上田裕文(北海道大学)、竹内智子(千葉大学)、水内佑輔(金沢大学)(五十音順)
コメント:今泉宜子(明治神宮国際神道文化研究所)
進 行:粟野隆(東京農業大学)
参加者:見学会(45名)、シンポジウム(100名、見学会参加者を含む)※いずれも造園学会員限定
共 催:明治神宮国際神道文化研究所
※見学会から参加される方は昼食(お弁当等)をあらかじめご準備ください。
趣 旨:東京帝国大学では大正5年(1916)頃に「景園学」、大正8年(1919)頃からは、「造園学」が開講されたが、造園「学」誕生の経緯は、大正6年に着工された国家的大事業、すなわち明治神宮内苑の造営だった。広大な南豊島御料地を林苑とするために、調査・計画・設計・施工の一連の系統的なプロセスを明治神宮造営局の若き技術者が経験し、造園の科学的・芸術的基盤となる「造園学」の重要性が認識されたからだ。
では、その造園学誕生の役割を担った明治神宮内苑は、先達のいかなる知恵と工夫が織り込まれて実現したものなのだろうか。本現地セッションでは、現在の明治神宮内苑を歩きながら、本多静六、原煕、本郷高徳、折下吉延、上原敬二、田村剛、大屋霊城、田坂美徳など、数々の造園の先達が神宮造営にいかなる思いと熱意を傾けたのかを肌で感じ、次の100年に向かって先達のバトンをいかにつないでゆくか、造園・ランドスケープの本質的価値を明治神宮内苑から考えてみたい。
申 込:
造園学会関東支部大会のウェブサイトよりお申込ください(締切10/31)。