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日本造園学会出版助成募集案内

日本造園学会出版助成募集案内

学術委員会

日本造園学会は学会設立100周年記念の一環として、学会が有する特定資産を活用した学術研究や技術の成果を公開するための出版助成事業を開始します。助成の対象となる出版内容は、原生的な自然から都市公園・緑地まで、造園学の幅広い研究・技術の成果公表となります。とくに学会100周年に関連する必要はありません。
募集期間は2023年8月1日から31日(消印有効)とします。下記の応募申請項目を記入した任意の応募書類と、必要に応じて別添書類を学会事務局(office@jila-zouen.org)までお送りください。電子メールでの申込も可能です。郵送の場合には封筒の表書きに、電子メールの場合には件名に、「出版助成募集書類」と明記ください。
助成の可否については、2023年12月下旬頃にお知らせします。詳細は、以下「募集要領」を参照ください。

自然環境保全推進資産および自然公園研究資産による出版助成募集要領

1.趣旨
日本造園学会(以下「学会」と称す)は、学会が保有する特定資産「自然環境保全推進資産」ならびに「自然公園研究資産」を活用して、自然環境の保全・利用ならびに自然公園の管理・利用に関する研究を推進するため、関連する学術研究や技術の成果を公開するための出版に要する経費の一部を助成する。なお、「自然環境保全推進資産」は、原生的な自然から都市公園・緑地まで造園学の幅広い研究を対象とし、「自然公園研究資産」は、自然公園を研究対象とする出版助成に活用する。

2.助成対象者
助成対象は、正会員個人、および正会員を主要構成メンバーとするグループ(概ね正会員の執筆分担量が全体の3分の2以上)による出版とする。また、申請者1名につき、原則として1出版物までとする。

3.助成額
助成対象となる経費は、出版に必要な直接経費(組版代、製版代、刷版代、印刷代、用紙代、製本代、電子化代)とする。
助成額の上限は直接経費の半額あるいは50万円のいずれか低い方とする。

4.助成の条件
助成対象となる図書は、公益性が認められ、本助成の趣旨に合致した内容の学術研究・技術の成果を公表し普及させる目的に沿うものとする。また、助成申請の段階で、出版社から出版の承諾が得られており、組版等の出版作業に取りかかれる状態の原稿が用意できているものとする。助成を受けた図書は、出版時に図書の適当な場所に「公益社団法人日本造園学会の出版助成」を得た旨を必ず明記する。
なお、以下に該当するような図書は助成の対象としない。
・すでに公開されている論文や博士論文などを単にまとめて刊行するもの
・出版社等が企画して刊行しようとするもの
・十分に市販性があり、助成がなくても収益が見込まれるもの
・他の出版助成を受けている、または受ける予定のあるもの

5.助成申請
申請は別途案内する募集期間に受け付けし、助成希望者は以下の申請書類を学会事務局まで送付して申請する(電子メールでも可)。
・出版助成申請書(別途定める項目を記載したもの)
・出版社からの出版承諾書
・出版社からの出版経費見積書
・誓約書(助成対象となった図書に関して著作権侵害等の問題が発生した場合、学会に一切の負担をかけないことを誓約する内容のもの)

6.助成の審査
前項による助成申請があった場合、学会は申請内容の審査を学会学術委員会に付託する。
学会は、学会学術委員会による審査結果を踏まえ、理事会の議を経て出版助成の適否を決定し、その結果を申請者に通知する。
学会は、助成の可否の結果について、一切の質問は受け付けない。

7.助成金の交付
助成対象者は、刊行が完了した後に以下の書類と図書を提出して学会事務局に助成金を申請する。
・助成金請求書(別途定める項目を記載したもの)
・刊行された図書2部(1部は事務局保管、1部は書評用)

8.助成の取り消し
学会は、申請通りに図書が出版されない場合には、出版助成の決定を取り消すことができる。

申請書の記載項目

・申請者名、学会員ID
・図書の名称、著(編)者名、出版社名、出版形態(紙媒体、電子媒体、両方)、判型、ページ数、発行予定部数、出版予定年月
・出版経費(内訳)
・編著または共著の場合、全員の氏名、学会員の有無(会員の場合、学会員ID、非学会員の場合は所属を併記)
・出版の目的と意義、想定する対象読者(200字程度)
・図書の概要(200字程度)
・目次(別添可)

助成金請求書での記載項目

・助成者名、学会員ID
・助成金額
・振込先情報