2025年度日本造園学会全国大会ベストペーパー賞の選考結果について
2025年度日本造園学会全国大会ベストペーパー賞の選考結果について
2025年度全国大会ベストペーパー賞選考委員会
日本造園学会は全国大会ベストペーパー賞として,若手を中心とした会員の萌芽的な学術研究活動を奨励するために,その年度の全国大会発表論文の中から良好なプレゼンテーションを伴った特に優れた内容の論文を選定し,当該論文の第一著者を対象として表彰することとしています。
今後の研究者としての活躍が期待される会員の育成を主眼としており,これまでの全国大会ベストペーパー賞の受賞者も審査対象としていますが,学会賞(論文部門)を受賞している候補者については対象外としています。
第一段階の審査は全国大会発表論文集委員会が行い,つぎに全国大会ベストペーパー賞選考委員会(学術委員会,大会運営委員会の共同で構成)を組織し,評価を行ないました。評価審査は,①発表のわかりやすさ(Oral),②プレゼンテーション技術を含めた発表の説得力(Visual),③質疑応答の適切さ(Q&A)の3項目についておこないました。その結果,2025年度の全国大会ベストペーパー賞として,下記の4名を最終選考しました。
以下に,選考された発表論文のタイトルおよび筆頭著者名を記します(順不同)。
真正性からみる近代における所在地の混乱した歌枕・龍田の保存顕彰の実態と経緯
柏元 功太郎
クロモジ垣に用いられるクロモジの生産と利用の現状
奥野 真木保
大阪府の照葉樹が優占する社寺林における樹林の発達程度とα多様性からみた自然性評価
木村 登陸
学校規模適正化が行われた小学校区における児童の屋外行動変化とその要因に関する研究
山根 麻矢
受賞者の皆様おめでとうございます。