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第15回日中韓国際ランドスケープ専門家会議 学生造園アイデアコンペティション募集要項

第15回日中韓国際ランドスケープ専門家会議
学生造園アイデアコンペティション募集要項

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※ Link for English Poster / Chinese Poster / Korean Poster

1. 開催趣旨

Redefining 42.195 km as Green Infrastructure

2018年平昌冬季オリンピック,2020年東京オリンピック,2022年北京冬季オリンピックが開催される.東アジアにおける夏季五輪は,1964年東京,1988年ソウル,2008年北京に続く4回目の開催となる.過去3回の大会は,各国が経済発展の契機として,競技場の建設を始めとする首都圏を中心とした「グレー・インフラ」の整備(おもにコンクリート構造物による整備)を図ることによって,先進国の仲間入りを国の内外にアピールする国威発揚の機会として利用されてきた.当時,公園緑地や街路整備などの整備も見られたが,それらはグレー・インフラの補助的な役割であり,都市の美観を演出する程度に留まっていた感は否めない.また,一時的なイベント性に重きを置き,急速に建設したことから,後に都市のレガシーとなるような建物やインフラが数少なく,現在の都市デザインにおいて,逆に齟齬を生じさせてしまっているものも幾つか見受けられる.
そのなかで,最も巨大な競技施設であるマラソンコースは,既存の道路施設を利用し,地形やまちの名所,象徴的な建物などの都市の構造を読み取りながらコース設定のみされるというユニークな競技施設である.大会終了後には,選手の記録と順路の記憶だけが残り,メイン会場以外の仮設施設は撤去され,日常的なインフラ(道路施設)へと返される.これらのことから,マラソンコースは,非日常的なイベントにおいても,日常的な交通機能においても都市空間の新しい骨格となり得る空間ポテンシャルを秘めた長大な場であると言える.
ここでは,過去3回の各国の開催都市における当時のマラソンコースを対象敷地とし,ランドスケープデザインやプランニングによるリノベーションもしくはコンバージョン手法によって持続可能型の「グリーン・インフラ」となる再定義や転換策の提案を求めたい.このことによって,将来のオリンピック等のイベント開催や災害復興計画における都市再編の機会に向けて,ランドスケープアーキテクチュアからの都市ビジョンの提示及び,建設後の継続的なリカバリーにおけるランドスケープアーキテクトの役割を明らかにしてみたい.

 

2.主催者

Japanese Institute of Landscape Architecture (JILA)/ Chinese Society of Landscape Architecture (CHSLA)/Korean Institute of Landscape Architecture (KILA)

 

3.応募資格

日本, 中国, 韓国において,学部および大学院に在籍する学生.作品を提出しようと考えている方は, 所定の期間内(2016 年7 月31 日必着)に, 事前登録票を学生造園アイデアコンペティション事務局 (jckcompetition2016@gmail.com)(以下, 事務局)に電子メールで提出してください.
① 1 個人または1 グループ(5名以内)1 点に限ります.
② 事前登録票を提出していない個人またはグループからの提出は受理しません.

 

4.使用言語

英語

 

5.提案対象区域

日中韓三カ国で過去に開催されたオリンピックマラソンコースを舞台に, 各国の事情に応じた, これからの都市のグリーン・インフラストラクチュアとして再定義し, 機能させることのできるようなデザイン提案を行ってください.その際, 各提案において, 下記から1つのコースを選択してください.

●1964年東京オリンピックマラソンコース:
都心から西側の郊外開発への指向性と一致する甲州街道沿いのコース
ルート概要:国立霞ヶ丘陸上競技場→甲州街道→21km地点(現・味の素スタジアム)折り返し→国立霞ヶ丘陸上競技場

●1988年ソウルオリンピックマラソンコース:
漢江を横断・併走し, 川沿いの市街地を循環することで都市をプロモーションするコース
ルート概要:蚕室(チャムシル)オリンピックスタジアム→駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)マンション(5km)→高速バスターミナル(10km)→露梁(ノリャン)大橋(15km)→汝矣島(ヨイド)広場(20km)→川辺の道路→盤浦(バンポ)大橋(30km)→狸鴎亭洞現代マンション(35km)→蚕室YMCA(40km)→蚕室オリンピックスタジアム

●2008年北京オリンピックマラソンコース:
都市化のフレームを構成するかのような都市内を循環し, 都市をプロモーションするコース
ルート概要:天安門広場→天壇公園→北京動物園→北京大学や清華大学のキャンパス内→北京国家体育場

まず, 下記内容を含めた提案対象区域の都市内での位置づけとその存在を評価してください。

<位置づけと存在効用の評価>
① オリンピック開催時の各マラソンコースの位置づけ
② 各マラソンコースの現在の都市における潜在的グリーン・インフラストラクチュア性能の評価

そして, 以下の視点をもとに, 提案対象区域のグリーン・インフラストラクチュア像の提案をしてください.(単独または複数の指向性を提案してもよいものとします.)

<グリーン・インフラストラクチュア性能の指向性>
1) 生態インフラ Ecological Infrastructure
~生態系サービスを支える基盤(大気、樹林、河川、干潟・湿地、水、土壌等) の保全・再生
2) 社会インフラ Social Infrastructure
〜グリーンインフラ、ブラウンフィールドの再生、ウォーターフロント、河川など、災害のための緩衝帯、ランドスケープにおけるインフラ機能の実装 、ランドスケープ空間に関連する場所と人のマネジメント、 地域資源を活かしたまちづくり
3) 歴史・文化インフラ Historical & Cultural Infrastructure
〜ランドスケープ遺産、文化的ランドスケープの保全・計画的利用、再生

 

6.応募作品

基本様式 PDF形式の電子ファイル
基本内容 「5.提案対象区域」に示す評価の視点①〜②, 提案の視点①~③を含んで, 自由に表現したもの
仕様 ① サイズ A1 判(594mm×841mm)程度, 解像度は150dpi程度
② 枚数 2 枚まで
③ 表現等 彩色・表現等は自由です.ただし, 作品を2 枚に渡って表現する場合
は, 横使い(縦594mm×横841mm)を縦に2 枚のレイアウトとしてください.主要施設の配置, 規模, 機能, およその外観, 計画意図も図版の中で表現してください.
④電子ファイル 作品をPDF形式にして, 電子ファイルをメールで送信してください.(1ファイルは10MBまで)
⑤受け付けた電子ファイルは全て事務局にて出力し, 一次審査の際に使用します.

 

7.賞および賞金

賞および賞金は, それぞれ以下のように設定します.
Gold medal: 100,000 JPY and one certificate, one medal
Silver medal: 30,000 JPY and one certificate, one medal
Bronze medal: 10,000 JPY and one certificate, one medal
Diploma (8~10 finalists): one certificate, one souvenir

① 賞および賞金の配分は審査委員会の判断で変更する場合があります.
② 賞金は, 受賞者に直接, 日本円で支払います.

 

8.登録

① 応募者は,事前登録票またはこれに準じる用紙により登録をしてください.
② 事前登録票に必要事項を記入し, 登録締切日の 2016 年7 月31 日までに, 事務局へ, 電子メールにより登録手続きを済ませてください.
③ グループで応募する場合は, 代表者1 名が登録してください.
④ 登録内容に変更が生じた場合は, 直ちに文書で事務局に通知してください.

※事前登録表はコチラからダウンロード

9.質疑

① 質問がある場合は, 質問票に記載の上, 事務局まで電子メールでお送りください.
② 質問の受付期間は2016 年7 月31 日までです.
③ 質問に対する回答は, 「質問回答書」としてウェブサイトに掲載します.
④ 全ての質問に回答するとは限りません.コンペ実施上必要と認めたものについてのみ回答します.

 

10.作品提出方法

① 作品受付期間は, 2016 年8 月1 日から2016 年8 月31 日までです.
② 作品は作品提出票と電子ファイルを添えて, 事務局に提出してください.
③ 作品の提出は, 電子メールによるものに限り, 直接搬入は原則認めません.
④ 作品の受理後, 主催者はその電子ファイル保管に万全を期しますが, 天災その他の不可抗力の事故による破損には責任を負いません.
⑤ 応募された作品は返却しません.
⑥ 応募にかかる一切の費用は応募者の負担とします.

 

11.入選および表彰式

① 審査の結果は, ウェブサイトに掲載します.
② 審査結果についての問い合わせには応じません.
③ 表彰式は, 第15回日中韓国際ランドスケープ専門家会議・国際シンポジウムの開催日程内で行うことを予定しています.

 

12.審査および審査委員

以下の審査委員による審査委員会において審査を行い, 入選作品を選定します.
○ 審査委員長(敬称略)
三谷 徹(千葉大学大学院園芸学研究科・教授)
○ 審査副委員長(敬称略)
福岡 孝則(神戸大学大学院工学研究科・特命准教授)
○ 審査委員(敬称略)
山田 順之(鹿島建設株式会社環境本部グリーンインフラグループ・グループ長)
中国:専門家審査委員2名
韓国:専門家学会審査委員2名

 

13.スケジュール

事前登録期間 :公表日(2016 年3 月7日)~2016 年7 月31 日
質問受付期間 :公表日(2016 年3月7日)~2016 年7 月31 日
質問回答書公開 :2016 年4 月上旬からウェブサイトに順次掲載予定
作品受付期間 :2016 年8 月1 日(月)~2016 年8 月31 日(水)
一次審査結果発表:2016 年9 月下旬にEメールで連絡
作品展覧会開催 :2016 年10 月22 日(土)~2016 年11 月1 日(火)
最終審査会:2016 年10 月28日(金)
パネルディスカッション:2016 年10 月29日(土)
表彰式 :交流会時 2016 年10 月29日(土)夕方

 

14. 著作権について

応募作品の図面,書類の著作権は,応募者に帰属しますが,公益社団法人日本造園学会は,本コンペに関して必要な公表,出版についての権利を無料で使用できるものとします.

 

15. 公表および出版について

① 応募作品の全部もしくは一部,審査経緯,審査結果,講評等をまとめた「日中韓国際ランドスケープ専門家会議・学生造園アイデアコンペティション」の報告を学会HPならびに学会誌「ランドスケープ研究」に掲載する予定です.
② 2016 年10 月22 日~2016 年11 月1 日にて日比谷公園緑と水の市民カレッジにて入選し
た作品の展示会をします.
③ 応募者の氏名、所属を公表します.

 

16.事前登録票, 質問票, 作品提出票および作品の提出先

事前登録票, 質問票, 作品提出票および作品の提出先:
日中韓国際ランドスケープ専門家会議・学生造園アイデアコンペティション事務局
担当:長濱 伸貴(神戸芸術工科大学大学院芸術工学研究科・准教授)
霜田 亮祐(千葉大学大学院園芸学研究科・准教授)
Email:jckcompetition2016@gmail.com

  • 連絡先

    公益社団法人
     日本造園学会事務局

    〒150-0041
    東京都渋谷区神南1-20-11
    造園会館6階

    Tel: 03-5459-0515
    Fax: 03-5459-0516

    office@jila-zouen.org

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