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2019年度日本造園学会全国大会 公開シンポジウムのご案内

公益社団法人日本造園学会では,2019年5月25日(土)に,2019年度全国大会にて公開シンポジウムを開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

戦後の高度経済成長期に計画された大規模開発ではランドスケープ分野の先人たちが実験的な取り組みに果敢に挑戦し,先進的な緑地計画を実践してきた。そこでは経済が成長し,人々のライフスタイルが急速に 変化する中で,日本での望ましい都市像を問い続け,開発と保全の調和,都市生活に資する緑地システムの 計画的整備に取り組んできた。半世紀近くが経ち,計画されたみどりは大きく成長し,都市の骨格を形成している。今日見ることができるこうしたみどりは,成長時代に計画され,創出されたランドスケープ遺産と呼べるだろう。

1960年台に建設が始まった筑波研究学園都市の開発では自然立地的土地利用計画の実践や,緑の軸の整 備などを通じて良好な都市ランドスケープの構築が目指された。50年の時を経てみどりは大きく成長し,身近な公園緑地は多くの人々に利用され「つくばブランド」の根幹をなすものとなっている。しかし現在,公務員宿舎の廃止とそれに伴う土地の更地化や,その後の民間マンション開発の中で緑地は急速に失われつつある。ランドスケープ遺産としてのみどりがその価値評価が定まらないままに,現在危機に瀕しているのである。 しかし,今まさにみどりが失われようとするときに,「みどりを守れ」という情緒的な叫びだけで問題は解決するだろうか。どのようなみどりがどのように保全されるべきか,なぜ保全される必要があるのか,どう使われるのか,といったことを具体化させ,ランドスケープ遺産への対処を考えていく必要がある。今日,自然環境が有する機能を社会における様々な課題解決に活用しようする,グリーンインフラの考え方が新しい社会資本整備の手法として注目されている。しかし,ただみどりが多いだけではグリーンインフラとは呼べない。貴重なランドスケープ遺産をいかにして次代のグリーンインフラとして機能させられるか。そのための具体的なアクションは何か。本シンポジウムではこれらの問いについて,研究学園都市を題材にしつつ議論していく。

■日時

2019 年 5 月 25 日(土)12:30~15:00

■場所

筑波大学第三エリア 3A204

■参加費

無料(一般公開)

■プログラム

12:30〜12:40 趣旨説明
村上暁信(筑波大学)

12:40〜13:25 基調講演
蓑原敬(蓑原計画事務所主宰)

13:25〜13:45 講演
五十嵐立青(つくば市長)

13:45〜13:55 休憩

13:55〜14:55 パネルディスカッション

  • パネラー
    横張真(日本造園学会会長),藤田直子(筑波大学),五十嵐立青(つくば市長),蓑原敬(蓑原計画事務所主宰)
  • 司会
    村上暁信(筑波大学)

14:55〜15:00 閉会挨拶
野中勝利(筑波大学)

  • 連絡先

    公益社団法人
     日本造園学会事務局

    〒150-0041
    東京都渋谷区神南1-20-11
    造園会館6階

    Tel: 03-5459-0515
    Fax: 03-5459-0516

    office@jila-zouen.org

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