公益社団法人日本造園学会では、平成30年5月27日(日)に、平成30年度全国大会にて緊急フォーラムを開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
平成29年度に都市公園法、都市緑地法が改正され、都市公園における民間資金を活用した整備・管理(Park-PFI)や、民有地の公共的な緑地としての整備・管理(市民緑地認定制度)にかかわる制度的な枠組みが大幅に改訂された。それは、都市の公園緑地の整備・管理に新たな可能性を拓くものであるとともに、新たな枠組みへの適応に遅れた主体にとっては、自らの職域の縮退を余儀なくされる脅威ともなり得る。
本緊急フォーラムでは、まず昨今の制度改正の要点を確認した後、先行事例の報告をもとにこれからの都市公園緑地の整備・管理の方向性を展望し、さらに制度改正に対する実務的な対応として、(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会による新たな研究会の設立を報告いただく。
■日時
2018年5月27日(日) 11:45~14:15
■場所
京都大学農学部総合館 W-106講義室(京都市左京区北白川追分町)
■プログラム
1.開催趣旨
横張真(東京大学)
2.公園緑地にかかわる制度改正の要点
町田誠(国土交通省)
3.事例1:大阪城公園パークマネジメント
米田巳智泰(大阪城パークマネジメント株式会社)
4.事例2:カシニワ制度と市民緑地認定制度
南條洋介(柏市)
5.ランドスケープ経営研究会の設立について
萩野一彦(プランニングネットワーク)、植田直樹(三菱地所設計)
6.Park-PFI推進支援ネットワークの設立について
橘俊光(日本公園緑地協会)
7.ディスカッション
主催:(公社)日本造園学会企画委員会
共催:(一社)ランドスケープコンサルタンツ協会
後援:(一社)日本公園緑地協会
※緊急フォーラムのポスターを以下のリンクからご覧いただけます。
緊急フォーラムポスター