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復興のランドスケープNo. 08三陸漁村の暮らしの風景と再生

大隅一志((公財)日本交通社)

1.はじめに

「私を魅了する原因は、三陸地方の海が人間の生活と密接な関係を持って存在しているように思えるからである。観光業者の入りこんだ海岸の海は、観光客の目を楽しませることはあっても、すでにその土地の人々とは無縁のものになっている。海は、単なる見世物となっていて、土地の人々の生活の匂いが感じられない。また都会や工業地帯の海は、ただそこに塩分をふくんだ水がたたえられているというだけにすぎない。・・・・・・・・」

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なお,この記事は,ランドスケープ研究第78巻2号(177から178ページ)に掲載されたものです。